潜在意識の力 願望をリストにして毎日眺めるだけで実現する。こんなことが本当にあるだろうか？と誰でも疑問に思うでしょう。 いきなりこんなことを言ったりすると迷信的なことのように思われるでしょう。 しかし、これは昔から経験的に知られていることです。潜在意識の働きによるのです。 人間の潜在意識は無限の情報、無限の知性を持っているのです。そして、ここが重要ですが潜在意識は我々の考えた通りに働きます。我々の奴隷の如く、我々の考えたことを実現してしまうのです。 だから、潜在意識をうまく利用すれば人生にプラスになるのです。我々は一日に10時間くらいしか働くことができませんが、潜在意識は２４時間働いているのですから・・ 潜在意識が奴隷・・という言葉にひっかかる人もいるかもしれません。潜在意識からの啓示や内なる英知が我々を正しく導いてくれることがあります。潜在意識は奴隷ではなく我々より高貴な存在であるはずだと・・ 確かにそうです。潜在意識は聖なる意識でもあります。独自の考えを持っているとも思います。ただ、ここで難しい議論をしてもしかたありません。心理学や哲学、あるいは宗教学の論争をしてもしかたありません。ここを訪れた方の多くはそんな議論に興味はないでしょう。 そうです。難しい哲学や、心理学を理解したところで願望実現に役立つとは思えません。ここでは潜在意識に自分の為に働いてもらうことだけに焦点を絞りましょう。どうしても気になる方は→潜在意識についての考察 貴方が潜在意識という言葉に引っかかりを感じるならハイヤーセルフでも真我でも神でも何と呼んでもよいのです。多少ここの説明と異なるイメージを持っても構いません。要は貴方が考え易いように考えて、潜在意識に親近感を抱ければ良いのです。 潜在意識の働き １．潜在意識には無限の力と英知がある。 潜在意識は、全てのことを知っています。時間も空間も超越しています。催眠状態で潜在意識を表に出すことにより、誰でも遠隔透視ができるということが確認されています。潜在意識には限界はないのです。どのような問題でも解決法を探し出したり、アイデアを組み立てたりすることができます。潜在意識は我々の肉体を常に健康に保つ働きもしています。潜在意識と生命力は同一のものです。 世界一の機械よりも優れた機能を有しているのです。この複雑な人体が生きているということは奇跡に近いことなのです。スプーン曲げなどの超能力大道芸などよりもはるかに神秘的なことなのです。 潜在意識はこの神秘的な働きを行っているのです。 この力をもし、人生の目的に活かすことができたら・・・、既に多くの人が活用しているのですが、十分ではありません。 その理由は、この潜在意識の働きを信じていないからなのです。自分で考えることの方が潜在意識の知性よりも優れていると考えているからなのです。また、潜在意識は脳の機能だと限定して考えていることも原因です。そのように考えているからそれが暗示となって潜在意識はそのようにしか働いてくれません。多くの人は「自然治癒力などの力が自分にあることは認めるが、人生に役に立つ力が自分に備わっているなどありえない」と信じています。これは潜在意識に「働くな」と指示しているに等しいです。 先ず、この先入観を取り払うことが必要です。潜在意識やマーフィーの法則に関する本を読むとよいでしょう。ネットで検索してもたくさん出てきます。 また、願望実現に入る前に潜在意識のエンジンを掛ける言葉のリストアップ法を行うことをお勧めします。以下に例として掲示します。この通りでなくても良いのです。好きなように編集してください。 私はこの言葉を毎日唱えるだけで運勢が良くなったり元気になったりします。 ２．潜在意識は我々の指示に従う。 潜在意識は我々の考えたことに従います。「自分はだめだ」と思うと段々とそうなっていきます。「自分は成功する」と思えばそうなっていきます。 こういう話は本などで読んだことがありますね。潜在意識は我々の忠実な奴隷なのです。奴隷という言葉が抵抗あるなら秘書とでもしておきましょう。だから常によいことを考えていればよいことが起き、悪いことを考えていれば悪いことが起きます。 とまあ、本には書いてあります。しかし、全ての現象が信念によって起こるというわけではありません。潜在意識とて宇宙の秩序に従っているのです。我々が信じさえすれば全てその通りになる、空中さえ浮揚することができるなどというと言う人がいますがそれは迷信と言えるでしょう。そのような迷信により、逆に「悪いことを考えればそれが実現してしまう」という恐怖にかられてしまう人がいます。それこそマイナスの暗示なのです。常に自分の考えに神経質になり苦しんでしまっては成功どころではありません。 潜在意識を「信頼して指示を与え続ければ自分を目的実現に導いてくれるありがたいパートナー」と言った程度に軽く考えればよいと思います。 信頼関係を築けば自分の弱さをも理解してくれるパートナー、あるいは秘書になってくれるのです。 ただし、指示は明確にして繰り返し行わなければなりません。潜在意識という秘書がいくら優秀でも、きちんと何を実現して欲しいのかを示さなければよく働いてはくれません。だから、リストにして毎日見ることが必要なのです。 ３．潜在意識に関する誤りその１ 方法にこだわり過ぎない 潜在意識の力を信じてる人でもつまづきやすいことがあります。それは潜在意識活用は難しいこと、高度なことだと思っていることです。我々現代人は日々複雑なＩＴ機器などに触れているので「成功させるためには高度なテクニックが必要」と難しく考えてしまっている傾向があります。 その結果、テクニックにこだわり過ぎてしまう方がいます。テクニックを追求するのが目的みたいな方もいます。 やり方や理論にこだわり過ぎると逆に上達の妨げになる場合があります。車の運転を上達させたいのに教本や車にこだわり、実技練習をおろそかにするようなものです。運転技術は練習・経験によってのみ上達します。乗らずに運転技術の本をたくさん読んでも上達しません。 潜在意識活用も同様です。方法にこだわり過ぎると潜在意識には「難しい、自分にできるだろうか？」「この方法は正しいだろうか？」「手順を間違えていないか？不安だ」などの考えが一緒に伝わることになります。これでは願望実現しにくいと言えます。 これに対してリストアップ法は単純な方法です。誰でも簡単にできてしまいます。だからこそ、方法ではなく願望そのものに注意を集中することができるのです。難しい理論や複雑なテクニックなど不要です。 私の持論ですが、潜在意識活用に最も重要なのは知識や秘伝のテクニックではなく継続だと思います。継続して経験を積み、コツをつかむこと、そして潜在意識との信頼関係を築くことが願望実現の達人になる道だと思います。 テクニックは諸々の健康法と同じで、先生によって主張している事が異なり、効果も人によって様々です。自分に最も適したテクニックを自ら発見することが大切です。 そのためには、まずは実践が大切です。まずは最も簡単な方法であるリストアップ法を試して経験してみるとよいでしょう。 ４．潜在意識に関する誤りその２ 棚ボタを期待しない 潜在意識関連の本によると「よいことが起こる」と信じていると財産を相続してもらえたり、働かなくてもお金が転がってくるようなことばかり書いてあります。そういうことも実例としてはあるかもしれないのですが、そのようなことはごく少数の実例に過ぎません。「信じればすぐに奇跡が起き、何もしなくても金持ちになれる」とか「良いことが次々起こり、異性が寄ってくる」など雑誌の幸運のペンダントみたいな効果も書いてあります。これらは一般的な潜在意識の法則ではありません。 誰もがそのようになるなどと期待すると結局期待外れになります。 これらのポジティブシンキング関係の本は潜在意識の力を意識するにはよい刺激になるのですが、あまり現実的な話ではありません。 潜在意識の力は、棚ボタ式奇跡で欲しいものが手に入る為だけに存在しているのではありません。ある時、考えも及ばなかった偶然によって新しい発見をしたり、人生観に変化が起きたり、想像もしなかった出会いや生き甲斐が得られたりということによって自分の生き方が変わることに醍醐味があるのです。 潜在意識は奴隷あるいは秘書と書きましたが、もしかしたら潜在意識に操られてるのは自分の方かもしれないと思うこともあります。潜在意識の働きは神妙なるものです。 潜在意識関連の本などには、信じることができたら棚ボタのような奇跡が得られ、疑ったら失敗するなどと書いてあったものです。最近の本は違うと思いますが昔の本はひどかったですね。 実現しなかった時の言い訳として「あんたが疑ったから失敗したのだ」と逃げてるように感じたものです。「疑いも無く成功を信じる」ことばかりが重視され、結局多くの人は「信じることなどできない」「信じたが何も奇跡なんて起きなかった」と期待外れになるだけだったと思います。 期待外れになった原因は、潜在意識活用を「信念の魔術」という奇跡を起こす魔法として捕らえていたからではないでしょうか？ これからの時代は、潜在意識活用を「信念の魔術」という硬いイメージではなく、「幸福をつかむ心の使い方」というソフトなイメージに切り替えた方が現代的です。行者みたいに疑いを消し去る精神統一をするより、潜在意識と仲良くなって日常の生活の中で、小さな成功を積み重ねていく方が楽しそうではありませんか？ 楽しみながら行うゲーム感覚でよいと思います。 小さな成功を積み重ねて潜在意識との信頼関係が深まれば大きな成功も得られるようになるでしょう。 リストアップ法はそういう考えで考案された入門的方法です。重要なことは毎日読むこと、そして潜在意識に親しみを抱くことだけです。何も難しいことはありません。 ５．潜在意識に関する誤りその３ 焦らない 前項とダブりますが潜在意識活用でつまづきやすいのが「焦り」です。すぐに効果を求めてしまい、それが実現しないことで「潜在意識なんて嘘だ」あるいは「やり方がまずかった」「不安を抱いたから失敗したのか？」などと不信感を抱いて止めてしまうことが挙げられます。 実践してみると分かりますがなかなか実現しないものもあります。 実現しない理由はいくつかあります。以下に説明します。
でも、気を楽にしてください。リストアップ法はたくさんの項目を同時に潜在意識にインプットすることが特徴です。実現しやすい事から実現していきますので気楽にそれを楽しんでください。人それぞれ実現しやすい分野や項目があったりします。中々実現しない項目に対しては、得意な項目を実現させていって攻略していくなど、ゲーム感覚で楽しんでください。 参考ページ：潜在意識活用は投資のようなもの ６．潜在意識に常に健康と成功を指示しつづけよう。 リストアップ法は最も簡単な潜在意識へのインプット法と言えるでしょう。例え、仕事中長時間、悪い暗示を受けてしまう状況であっても毎日数分このリストを見ればそれが潜在意識に刻み込まれ実現に向け動きだします。継続は力なりです。特にこのリストを見ることが楽しみになれば効果は抜群です。人間はくつろいだ気分のときやウキウキした気分の時は最も潜在意識とつながりやすくなります。 四六時中、よいことだけを考え、プラス思考と愛情だけを持って生活せよなんて言いませんよ。そんなことできるものではありません。 多くの人は仕事中は怒り、イライラ、不安などの思考にまみれているのです。常に成功と感謝の心で満たすことなど聖者にも英雄にもできないことです。 仕事前、仕事が終わってくつろいでる時の数分間、リストを読めばいいのです。それだけです。毎日繰り返せばいいのです。できれば好きな音楽でも聞きながら行うとよいでしょう。わくわくすればよいのです。簡単なことでしょ。 →次はその他の方法へお進みください。 ★潜在意識雑誌ログ ★波動リンク集 【広告】本を探すならネットオフ 
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